東芝、住宅用太陽光発電システム事業に新規参入へ

自動車 ビジネス 企業動向
太陽光発電システムのイメージ
太陽光発電システムのイメージ 全 1 枚 拡大写真

東芝は、地球温暖化問題などから市場の急拡大が見込まれる住宅用太陽光発電システム事業に参入する。4月1日からシステムの販売を開始し、2012年度に国内シェア10%を目指す。

太陽光発電システムは、太陽電池モジュール、パワーコンディショナ、カラー表示器などで構成する。今回同社が発売する日本国内向けのシステムでは、太陽電池モジュールに世界最高水準のセル変換効率21.5%を実現した米サンパワー社製を採用する。

また、パワーコンディショナとの組み合わせで、総合発電効率15.9%と世界最高水準の高効率システムを実現する。単位面積あたりの発電量が多いため、システム全体の省スペース化ろ軽量化が図れ、限られた屋根のスペースに設置することが可能となる。

同社は電力・産業用太陽光発電システムで培ったシステム技術など、固有の技術力や総合力を生かし、住宅用太陽光発電システム事業に参入するとしている。事業に関わる人員は、事業開始当初は約30人体制で、2012年度には80人規模に増強する予定。また、施工業者の教育のため、工場内に「住宅用太陽光発電システム施工研修センター」を新設し、2010年度中に約3000人の研修を行う予定。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  2. エアレスタイヤ搭載でペダルもなし、免許不要の特定小型原付「Future smart」発売
  3. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ...ワイド&ローのフォルムに注目だ!
  4. まるでスポーツカー、アキュラの新型SUV『RSX』世界初公開へ…モントレーカーウィーク2025
  5. 次期トヨタ『ハリアー』は新エンジンの恩恵でフォルムが大変化…スクープ記事ベスト5 2025年上期
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る