昭和シェル、太陽電池事業をグローバル化…欧米に販社を設立

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昭和シェル石油は、太陽電池パネルを製造する100%子会社の昭和シェルソーラーが4月に海外販売子会社をアメリカ(カリフォルニア州北部)とドイツ(バイエルン州ミュンヘン)に設立すると発表した。

また、4月1日から社名を「ソーラーフロンティア」に変更し、世界統一ブランド、ロゴマークを使ってグローバル展開する。

今回の海外販売子会社設立と社名統一は、ソーラーフロンティアが太陽電池の研究開発、生産、販売のすべての面で競争力を持って新たなビジネスモデルを確立し、世界の太陽電池産業をリードするのが狙い。

現在ソーラーフロンティアは、宮崎県に太陽電池第3工場を建設中で、既に稼働している第1・第2工場と合わせて、世界最大規模の約1GW(1000MW)の年産能力を確立する計画だ。生産効率の最大化、エネルギーペイバックタイムの最小化を図る。

また、同社が現在、宮崎第2工場で製造中の太陽電池パネルは、変換効率で開口部面積で13.0%と高い競争力を持つが、既に研究ベースでは30×30(cm)モジュールの開口部面積で16.0%を達成している。この成果を生かし、2011年に稼働する第3工場では開口部面積で14.2%程度の製品を生産する予定で、2014年には15.0%程度を達成する計画だ。

《レスポンス編集部》

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