【ジュネーブモーターショー10】ランチアイプシロンの限定車、ELLE…新色が登場

自動車 ニューモデル モーターショー
ランチア イプシロン ELLE
ランチア イプシロン ELLE 全 2 枚 拡大写真

ランチアは2日に開幕するジュネーブモーターショーにおいて、『イプシロン』の限定車「ELLE」の新バージョンを披露する。ブラック&ホワイトのツートン仕様だ。

初代イプシロンは1994年に登場。小型車でありながら、約100色もの内外装色を自由に組み合わせられる点が人気を呼び、欧州で大ヒットした。2002年、2代目に当たる現行イプシロンがデビュー。初代と同様に「小さな高級車」というコンセプトを掲げて、支持を集める。ボディサイズは全長3780×全幅1720×全高1530mmとコンパクトだ。

またイプシロンは、ファッションブランドとのコラボレーションに積極的。世界最大級の男性ファッションショー、「ミラノコレクション」とのタイアップをはじめ、2008年7月にはレザー家具ブランドの「ポルトローナ・フラウ」とコラボレーションした限定車を発売。2008年10月には「ヴェルサーチ」とタッグを組み、「イプシロンVERSUS」をリリースしている。

そして2009年9月のフランクフルトモーターショーでは、世界80か国以上で販売されている女性アパレルブランド、そしてファッション誌として有名な『ELLE』とコラボレーション。ELLEのイメージは、淡いピンクのボディカラーとして、イプシロンに反映された。

2010年のジュネーブでは、その新バージョンを披露。ボディカラーは淡いピンクに代えて、マットブラック+ホワイトのツートンを採用する。Bピラーには「ELLE」のプレートを装着。グリルや、ドアハンドル、バンパー&サイドモールにはクロームメッキがあしらわれた。アルミホイールは、ブラック&クロームの専用デザインだ。

インテリアは、レザーとアルカンターラを組み合わせて、ELLEブランドの世界観を表現。ブラックのレザーシートはホワイトのパイピング入りで、「ELLE」のロゴが添えられた。ルーフやセンターピラーには明るいホワイトのアルカンターラが使用される。

イプシロンELLEは、今春に欧州主要国で限定発売。従来の淡いピンクも選択でき、カラーバリエーションが拡大した。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  2. シボレー『コルベット』がニュルブルクリンクで「米国メーカー最速ラップ」樹立
  3. 「強烈な需要がありそう」スバルの3列シートSUV『アセント』が今、SNSで話題に
  4. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  5. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る