【ジュネーブモーターショー10】ロータス エリーゼ、ニューフェイスと新エンジン

自動車 ニューモデル モーターショー
ロータス エリーゼ2011年モデル
ロータス エリーゼ2011年モデル 全 8 枚 拡大写真

英国ロータスカーズは2日、ジュネーブモーターショーにおいて、『エリーゼ』の2011年モデルを正式発表した。

2011年モデルは、フロントマスクを中心にイメージチェンジ。ヘッドランプ、フェンダー、ボンネット、バンパーのデザインを一新した。『エヴォーラ』との関連性が見て取れるフロントマスクだ。ヘッドランプに、LEDを使ったデイタイムランニングライトとウインカーが組み込まれるのも新しい。

リアは、バンパー、ディフューザー、エンジンカバーを変更。ナンバープレートが、バンパー内に装着されるようになったのも従来との違いだ。エアロダイナミクス性能も磨き込まれ、空気抵抗係数を示すCd値は4%の改善を成し遂げた。

エントリーグレードの「エリーゼS」は、2011年モデルから「エリーゼ」に変更。トヨタ製の「1ZZ」型1.8リットル直列4気筒(136ps、17.6kgm)に代えて、「1ZR-FAE」型1.6リットル直列4気筒を搭載する。

新1.6リットルはバルブマチックとデュアルVVT-iを組み込み、最大出力136ps/6800rpm、最大トルク16.3kgm/4400rpmを発生。旧1.8リットルに対して最大トルクは1.3kgmダウンしたものの、欧州複合モード燃費は16.28km/リットルと、約23%向上。CO2排出量は155g/kmと、約13%の改善を成し遂げた。ロータスは「ガソリンエンジンを積むスポーツカーで、最もCO2排出量が少ない」と自信を見せる。

トランスミッションは5速MTから、クロースレシオの6速MTに進化。車両重量は876kgにまとめられ、0-100km加速6.7秒、最高速200km/hのパフォーマンスをマークする。

《森脇稔》

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