【FC EXPO10】自前で発電・蓄電するEV充電スタンド

エコカー EV
エリーパワーの独立型リチウムイオンEV充電スタンド
エリーパワーの独立型リチウムイオンEV充電スタンド 全 2 枚 拡大写真

8輪の電気自動車『エリーカ』の開発に関わり、現在大型リチウムイオン電池の大量生産を目指すエリーパワーは、太陽光をエネルギー源とした「独立型リチウムイオンEV充電スタンド」を国際二次電池展に展示した。太陽光パネル・蓄電ユニット・チャージャーの3つがセットになった商品だ。

「独立型」とは、発電所で作られた電力を使用せず、自前の太陽光発電パネルで発電した電力を蓄電し、その貯められた電力をEVなどの充電に使用するという“自給自足版充電システム”で、「電気自動車の運用によるCO2排出量が完全にゼロになる」と同社はPRする。

太陽光が十分にあたらない雨天時や夜間などでも、蓄電容量5760Whの大容量リチウムイオン蓄電ユニットに蓄えられた電気エネルギーでEVなどに適時充電できるほか、災害時などには100Vコンセントから一般電気機器を使用できる。

この大容量リチウムイオン蓄電ユニットを満充電させるためには、「6畳程度の大きさの太陽光発電パネルを用いて平均的日照で3時間程度かかる」と同社。

価格は1000万円前後で、2009年11月に第1号機が神奈川県に納入された。

国際二次電池展は5日まで、東京ビッグサイトでFC EXPO(国際水素・燃料電池展)と同時開催。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  2. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  3. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  4. 朝までこの恐怖に耐えられるか?…三和交通タクシーでいく心霊スポットツアー2025【夏休み】
  5. シートに座ると自動で送風開始、取り付け簡単「クールカーシート」2モデルが発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る