【ジュネーブモーターショー10】メルセデスベンツ初のディーゼルHV、Eクラスへ…2011年発売

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メルセデスベンツ E300 ブルーテックハイブリッド
メルセデスベンツ E300 ブルーテックハイブリッド 全 4 枚 拡大写真

ダイムラーは2日、ジュネーブモーターショーにおいて、メルセデスベンツ『E300ブルーテックハイブリッド』を公開した。

すでにメルセデスベンツは『Sクラス』のハイブリッド車、『S400ハイブリッド』(日本名:『Sクラスハイブリッドロング』)を販売中。同車はガソリンエンジンのハイブリッド車だが、E300ブルーテックハイブリッドは、メルセデスベンツとしては初めて、ディーゼルエンジンが基本のハイブリッドとなる。

ディーゼルエンジンは、欧州向けの「E250CDI」用の直噴2.2リットル直列4気筒ターボ(204ps)。モーターは最大出力20psで、モーターを含むハイブリッドモジュールはコンパクトに設計され、エンジンと7速ATの間へレイアウトされる。2次電池はリチウムイオンバッテリーだ。

エンジンとモーターを合わせたトータル出力は224psで、とくに最大トルクは59.1kgmと非常に強力。パワフルでありながら、アイドリングストップや回生ブレーキを備え、欧州複合モード燃費24.39km/リットル、CO2排出量109g/kmの優れた環境性能を実現する。35km/hまでなら、モーター単独で走行できるEVモードも導入された。

E300ブルーテックハイブリッドは、2011年末までに欧州市場へ投入予定。ボディはセダンとステーションワゴンの2タイプが用意される。

《森脇稔》

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