【ホンダ CR-Z 発表】ハイブリッド化が重量バランスを整えた

自動車 ニューモデル 新型車
CR-Z
CR-Z 全 6 枚 拡大写真

「『CR-Z』はリアにバッテリーを積んでいるので、重量配分は前後60:40。一般的なFF車は70:30に近いですから、前後バランスが整っていますよね」というのは、ホンダCR-Zの開発責任者である本田技術研究所主任研究員の友部了夫(ともべのりお)さんだ。

CR-Zのハイブリッド用バッテリーの搭載位置は、ラゲッジルーム床下で後輪付近の低い場所。軽くはないバッテリーをそこにレイアウトしたことで車両後方にも荷重が掛かり、フロントばかりが重くなりがちなFF車ながら前後重量配分を理想に近づけたのである。

「その重量配分による、曲がりやすさやコントロールしやすさもCR-Zの自慢のひとつです」と友部さん。

加えてCR-Zでは、バッテリーを低い位置において重心を低くしたこと、ホイールベースが短いこと、そしてドライバーを車体の前後中央付近に座らせることなども、スポーツカーとしてパッケージングに優れた部分。コンパクトスポーツカーとして欠かせないキビキビとした運転感覚を味あわせてくれることだろう。

《工藤貴宏》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「これなら日本人に受ける」BYD初のPHEVワゴン発表に、SNS衝撃「出たら買うのに!」
  2. 崖っぷちの日産、追浜・湘南2工場閉鎖検討、国内でも事務系の早期退職募集へ[新聞ウォッチ]
  3. デ・トマソ、新型スーパーカー『P72』正式発表 限定72台をオーダーメイド
  4. 「バカ売れするやつだこれ」SNS大盛り上がり! トヨタ『カローラクロス』のGRスポーツ、日本導入は
  5. スズキ『ジムニー』での車中泊をもっと快適に! 専用フルフラットマットが新登場
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. VWと米ウーバーが提携、『ID. Buzz』の自動運転車を運行へ
  2. 【学生向け】人とくるまのテクノロジー展 2025 学生向けブース訪問ツアーを開催…トヨタ、ホンダ、矢崎総業、マーレのブースを訪問
  3. 地域再エネ活用の収益を還元、ホンダ N-VAN e:を茨城県神栖市へ無償提供
  4. BYDが「軽EV」の日本導入を正式発表、2026年後半に
  5. シェフラーがヴィテスコ合併後初の出展、ポートフォリオ拡大と顧客対応力をアピール…人とくるまのテクノロジー展2025
ランキングをもっと見る