昭和シェル石油は、グループ4製油所の2010年4 - 6月期の原油処理量を740万キロリットルと減産を継続する。
国内の製品需要は低迷しており、需給環境に対応するため、内需向けの原油処理量を前年同期比3%減の580万キロリットル、輸出数量を同350%増の160万キロリットルとする。
国内ガソリン需要が低迷しているため、効率的に減産を行うために4月初めから約2か月間、京浜製油所・水江工場の2次装置の定期修理を予定していたが、需給状況が想定以上に悪化しているため、水江工場の常圧蒸留装置の稼動も停止する。