国際石油開発、カスピ海で油田を追加開発

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ACG鉱区位置図
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国際石油開発帝石は、開発中のアゼルバイジャンのカスピ海海域で、チラグ油田とグナシリ油田深海部の浅層を含む大規模な追加開発を実施する。

同社は現在、子会社のインペックス南西カスピ海石油を通じてアゼルバイジャン共和国領カスピ海海域ACG鉱区で開発中だ。今回、チラグ油田とグナシリ油田深海部を開発する「チラグオイルプロジェクト開発計画」をアゼルバイジャン政府が承認、追加開発を決定した。追加する油田の生産開始は2013年を見込んでいる。

チラグオイルプロジェクトでは、新たな生産プラットフォームを建設し、このプラットフォームで生産された原油は、同鉱区内で既に稼働しているプラットフォーム5基から生産されている原油とともに、アゼルバイジャン・バクー近郊のサンガチャルターミナルに送油され、ここを起点に、グルジアのトビリシを経由してトルコのジェイハンに至るBTCパイプラインなどで輸出される予定。

今回の追加開発で総額約60億ドルの追加投資を見込んでいる。ACG鉱区では現在、日量約85万バレルの原油を生産しているが、追加開発で可採埋蔵量約3億6000万バレルの増加を見込んでいる。

《レスポンス編集部》

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