日産、パーマー常務執行役員がバッテリービジネスを統括

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EVのリーフ。写真は東京モーターショー09
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日産自動車は、4月1日付役員人事を発表した。

エグゼクティブ・コミッティ(EC)メンバーでは、アンディ・パーマー常務執行役員が従来の業務に加え、企画室、バッテリービジネスを統括。日産は2010年に、電気自動車の専用車を市販するなど、電気自動車ビジネスを本格化させるため、電気自動車の核となるバッテリービジネスをECメンバーが担当する。また、ジョセフ・ピーター常務執行役員兼最高財務責任者(CFO)は、これまでの業務に加え、経理を統括する。

執行役員では、4月1日付で日本/アジア事業統括室の軽部博室長が執行役員(CVP)となり、グローバルコントロール、経理部門を担当。東風日産乗用車の大谷俊明総経理も執行役員となり、バッテリービジネスを担当する。ゼロ・エミッション事業本部の渡部英朗本部長は執行役員となり、グローバルゼロ・エミッションビークルビジネスユニットを担当する。

青木俊雄執行役員は退任が決定。エマニュエル・ディレイ執行役員は退任して欧州日産SVPに、般若真也執行役員は退任してバンテックの常務執行役員にそれぞれ就任を予定している。嘉悦朗執行役員は退任して横浜マリノスの社長に就任する。

また、東風汽車(東風日産)の役員人事では、日産モトール・イベリカの松元史明社長が4月1日付で東風汽車の副総裁兼東風日産乗用車の総経理に就任する。

日産のカルロス・ゴーン社長は「今回の人事は、ゼロ・エミッションモビリティを含む革新的で技術主導型の手ごろなソリューションを提供するという、コミットメントを反映したもの」とコメントしている。

《レスポンス編集部》

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