シトロエン DS3、イヴ・サンローラン仕様が登場

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DS3イヴ・サンローラン
DS3イヴ・サンローラン 全 6 枚 拡大写真

シトロエンは10日、『DS3』のイヴ・サンローラン仕様を公開した。フランス・パリで開幕した「イヴ・サンローラン回顧展」のために製作された特別なDS3だ。

DS3は、2009年9月のフランクフルトモーターショーでデビュー。シトロエンは名車、『DS』(1955 - 75年)に敬意を払いつつ、同社のラインナップ中の高級レンジの意味で「DSシリーズ」を復活させたが、その第1弾として登場したのが、DS3だ。

DS3はコンパクトな3ドアハッチバックボディだが、太いBピラーやワイドなフェンダーが存在感を主張し、ボディ各部にはクロームメッキをあしらう。オプションでルーフパネルに特殊加工を施すことも可能で、例えばアイボリーのレザールーフには、表面に「DS」のマークがエンボス加工で添えられる。

室内の素材は徹底的に吟味して、上質な空間を実現。内装色や素材の組み合わせは豊富だ。例えば、ブラック&パールアイボリーのツートンレザーシートは、高級腕時計のバンドをモチーフにしたデザイン。室内は落ち着いたブラックを基調にしながら、ダッシュボードには明るいパールアイボリーパネルが使用される。このパネルの表面には、ルーフと同様に「DS」のマークをエンボス加工されるなど、小型車としては異例の高いクオリティが特徴だ。

シトロエンは今回、イヴ・サンローランとタイアップ。10日にパリ市立プティ・パレ美術館で開幕した「イヴ・サンローラン回顧展」で、DS3のイヴ・サンローラン仕様を公開した。

ボディカラーは、レッド、ホワイト、シルバーの3色。ブラックルーフには「YSL」のロゴが表現された。インテリアもイヴ・サンローランの特別仕立てとなっている。

このイヴ・サンローラン仕様、市販の予定はない。10日にイヴ・サンローラン回顧展を訪れたセレブの送迎に使用された。あくまで、DS3のPRのために製作された特別モデルである。

《森脇稔》

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