ストラーダポケットは機能強化でフルナビと遜色ない性能に

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ストラーダポケットCN-SP300L-K
ストラーダポケットCN-SP300L-K 全 18 枚 拡大写真

16日に発表されたパナソニックの新型PND『ストラーダポケット』。8GB大容量メモリ(マイクロSDHCカード)の採用に加えて個人宅電話番号データベースや市街地図の拡充などナビ機能を大幅に強化し、フルナビと遜色ない性能が自慢だ。

PNDというと、これまでは“初心者向けの簡易カーナビ”と思われる向きもあったが、パナソニックが実施した「MP250/180」シリーズ購入者へのアンケートによると、ナビ経験者が半分を占めていたという。この数字は今後さらに増えると予想されており、近いうちにPNDユーザーも本格的なナビ機能を志向するようになることは想像に難くない。

国内マーケティングチームの加藤和彦氏は新型ストラーダポケットMP700/500シリーズの狙いを端的に「経験者に向けて強烈なメッセージを投げかけるのが今年の差別化」と語る。

「アンケートを取るとやはりストラーダというブランドに対する高機能・高性能への期待がたいへん高いことを実感しました。たとえば、従来モデルのMP250シリーズなどではFM-VICSを内蔵させましたが、たいへん好評でした。交通情報はナビ経験者ほど重要視する傾向がありますから」

「そこで、新モデルでは、操作性・視認性・ナビ本来の性能をさらにブラッシュアップさせ、機能の満載感・高性能をさらにユーザーに訴求します。また、デザインについてもフルフラットパネルとして、品質感を向上させています。言ってみれば“フルナビ級のポータブルナビ”を目指しました」と語った。

PNDはもはや“簡易ナビ”ではない。加速度センサーやジャイロとの組み合わせによって精度も飛躍的に向上し、高性能CPUやアルゴリズムの改良により探索機能もアップしている。積極的に選ぶ意味をもつ商品力を獲得した、と言えるだろう。

今後のPND進化の焦点は、通信機能との連携や、VGAパネルの採用、フルセグ対応、そしてBluetoothなどによるオーディオ機能との連携といったところだろうか。PNDの高機能化は止まるところを知らない。

《北島友和》

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