ボルボ C70、フロントマスクは「プラダのサングラス」

自動車 ニューモデル 新型車
C70
C70 全 10 枚 拡大写真

ボルボは4シータークーペ・カブリオレの『C70』をマイナーチェンジし、フロントマスクの印象を大きく変えた。他モデルとの差別化を図るためだというが、2月に同様のマイナーチェンジが施された『C30』とはどう違うのか。

商品企画の岡田勝也氏は2台の違いについて「それぞれ“プラダのサングラス”と“オークレーのサングラス”がコンセプトとなっています。ただコンセプトと言っても、デザインそのものをモチーフとしたのではなく、それを身につけるライフスタイルからインスピレーションを受けています」と語る。

「プラダのサングラスは例えば、オペラを観に行く途中でオープンカフェで一休み、そんな優雅なひとときを演出するイメージ。これがC70のコンセプトです。いっぽうオークレーのサングラスはよりアクティブなイメージ。ゲレンデなどによく似合います。これがC30のコンセプトとなっています」

ヘッドライト形状は2台ともに共通イメージながら、C70はエッジをきかせシルバーを基調としたきらびやかなデザインとした。いっぽうC30は角を丸くしブラックのラインを目立たせることでスポーティなイメージを演出する。

バンパー、フロントグリルも、C30ではハニカムグリルを採用するほか、ヘッドライト下部に厚みを持たせて力強くスポーティなイメージを作り上げているのに対し、C70ではボルボ特有の「Vシェイプ」ラインを自然にトレースし流れるようなデザインとし、エレガントなシルエットをより際立たせるといった手法がとられた。

クルマの性質だけでなく、乗り手のライフスタイルを投影したデザインとすることで2台の差別化を図り、それぞれのプレミアム感をアピールする。

《宮崎壮人》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 1回あたり300円、10分で施工できる凄技コーティング、洗車機との相性も抜群『CCウォーターゴールド』が選ばれる理由PR
  2. タイヤブランドGTラジアルよりオールシーズンタイヤ「4シーズンズ」発売
  3. マツダ、電動セダン『EZ-6』世界初公開、24年発売へ SUVコンセプトも…北京モーターショー2024
  4. 【ホンダ ヴェゼル 改良新型】開発責任者に聞いた、改良に求められた「バリュー」と「世界観」とは
  5. アルファロメオ『ステルヴィオ』後継モデルは、大容量バッテリー搭載で航続700km実現か
  6. スバルとスカイラインにフィーチャー…第4回アリオ上尾 昭和平成オールドカー展示会
  7. 見逃せない! ホイールのブレーキダスト除去術 ~Weeklyメンテナンス~
  8. ホンダ ヴェゼル 改良新型、純正アクセサリーで“自分らしさ”を表現する
  9. レンジローバー、2025年モデルの受注開始…ディーゼルモデルがパワーアップ
  10. 郵便局の集配車が「赤く蘇る」、KeePerが8000台を施工
ランキングをもっと見る