双日、古河機械など3社、カナダで銅鉱山の権益25%を取得

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双日、古河機械金属、DOWAホールディングスの子会社のDOWAメタルマインの3社は、カナダ銅鉱山会社タセコマインズと、ジブラルタル銅鉱山権益の25%を取得することで合意した。取得総額は約1億8700万カナダドル(約159億円)。

ジブラルタル銅鉱山は、カナダ・ブリティッシュ・コロンビア州バンクーバー市から北へ約600kmのウィリアムズレイクにある。既に稼働している鉱山で、可採鉱量は4億7200万t、生産量は銅精鉱で2009年に約11万5000t、2010年中の拡張工事完了後は年産約18万tとなる予定で、今後25年の操業が見込まれている。同鉱山で生産される銅精鉱は不純物が少ないクリーンな銅精鉱で、日本向けとして品質、生産コスト、輸送などの面で高い競争力を持つ銅原料を生産している。

日本側3社は、新たに設立した新会社カリブーカッパーコーポレーションを通してジブラルタル銅鉱山の権益を取得する。双日が銅鉱山の権益を取得するのは今回が初めて。古河、DOWAは、同鉱山で生産される銅精鉱を引き取ることで、銅製錬原料の安定確保を図る。権益買収資金については、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)の海外開発債務保証制度を活用した融資を予定している。

《レスポンス編集部》

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