ジャパンエナジーは、バイオガソリン販売拠点を拡大する。4月1日から、茨城県を中心とする関東69か所のJOMOステーションで新たにバイオガソリンを販売する。
バイオガソリンは、バイオエタノールと石油系ガスを合成したバイオETBE(エチル・ターシャリー・ブチル・エーテル)を1%以上の割合で配合したガソリンで、カーボンニュートラルの概念から二酸化炭素(CO2)の排出量抑制に効果がある。
同社は昨年11月、子会社である鹿島石油の鹿島製油所(茨城県神栖市)内にバイオETBEを受け入れるためのタンクを新設し、1月下旬から同製油所でバイオガソリンの生産を開始した。
これにより茨城県を中心とするエリアへのバイオガソリンの出荷が可能となり、現在販売している埼玉県の3か所、東京都の2か所、神奈川県の3か所の合計8か所に加え、4月から合計77か所のJOMOステーションでバイオガソリンを取り扱う。