ダイムラーは24日、メルセデスベンツのエントリー車『Aクラス』と『Bクラス』の合計累計生産台数が、250万台を突破したと発表した。
Aクラスは1997年、初代モデルが登場。2代目は2005年にデビューした。2代目Aクラス発表と同タイミングの2005年、Bクラスは誕生。両モデルとも、生産はドイツ・ラシュタット工場が担当している。
人気が高い市場は、地元ドイツをはじめ、イタリア、フランスなど。また、中国では2009年初頭にBクラスが投入され、累計約6400台を売り上げた。
世界的に見ると、人気グレードはAクラスが「A160」と「A180」。Bクラスは「B180」と「B180CDI」だ。ボディカラーは、コスモスブラックやポーラシルバーが支持されており、オプションでは2008年に設定されたアクティブパークアシストの装着率が高いという。
ダイムラーは2011年末までに、AクラスとBクラスの派生車種として2モデルを追加し、全4車種体制とする計画。成長が見込めるコンパクトカー市場で、攻勢を強める方針だ。