【ダイハツ タントエグゼ 試乗】ホントに寺田屋よりくつろげる…島崎七生人
試乗記
国産車
評価したいのはシートで、4名乗車と割り切った代わりに、軽としては異例にゆったりとしたサイズ。しかも座面前端が、まるでオットマン感覚でフクラハギに触れ、その何ともソフトなタッチが心地いい。前席も背もたれの高さが数cm高められ、上々な着座感。
インパネのデザインも、“いかにも小型車の縮小版”ではなく、コンパクトカーらしくスッキリとセンスよくまとめられている（オプションの木目パネルを付けるとまるでランチアのよう）。
4枚のドアがほぼ90度まで開くので乗降性もいい。ドア断面の工夫で、窓もドアパネルも相当に面積が大きいが、決してヘナッ！と薄っぺらくは見えない。街乗りなら標準のエグゼ（NAの13インチタイヤ）でも十分だが、カスタムRS（ターボで15インチタイヤ、前スタビ付き）なら、走りのしたたかさと力強さが増す。
■5つ星評価
パッケージング：★★★★★
インテリア/居住性：★★★★★
パワーソース：★★★★
フットワーク：★★★★
オススメ度：★★★★★
島崎七生人｜AJAJ会員/モータージャーナリスト
1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年より『GOLD CARトップ・ニューカー速報』の取材/執筆を皮切りにフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。
島崎七生人
島崎七生人｜AJAJ会員/モータージャーナリスト 1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。
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