踏切に突入して列車と接触、クルマは盗難車だった

自動車 社会 社会

22日早朝、福岡県北九州市八幡西区内にある筑豊電鉄線の踏切で、遮断機が作動した後に踏切内へ進入していた軽乗用車と、通過中の下り普通列車が接触する事故が起きた。この事故で列車の乗客2人が負傷。クルマはそのまま逃走している。

福岡県警・八幡西署によると、事故が起きたのは22日の午前6時ごろ。北九州市八幡西区木屋瀬1丁目(N33.46.42.3/E130.43.36.3)付近にある筑豊電鉄線の踏切で、遮断機が作動した後に踏切内へ進入してきた軽乗用車と、通過中の下り普通列車(黒崎発/直方行き、2両編成)と接触した。

列車の運転士は踏切内に進入してくるクルマに気づいて急ブレーキを掛けたが、衝撃で乗客2人が座席から投げ出され、頚部打撲などの軽傷を負った。クルマはそのまま逃走している。

現場には容疑車両のものとみられる前部バンパーがナンバーも取り付けられたままの状態で脱落しており、警察はこれを元に容疑車両を特定。クルマを所有する同市内に在住する男性から任意で事情を聞いた。しかし、この男性は事故が起きた時間には別の場所で仕事をしており、キーを付けた状態で置いたままのクルマが何者かによって盗まれていた可能性が高くなった。

クルマはその後、遠賀町内で放置されているのが発見されており、警察では列車往来危険と窃盗容疑で逃げた人物の行方を追っている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ライズ』がカラフルに変身!? フルーツがテーマ『ハバナ フルーティーポップ』、キャルズモーターが発売
  2. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  3. 三菱『エクリプス クロス』新型、航続600kmのEVに…ルノーからOEM供給へ
  4. V4エンジン搭載の新型ヤマハ『YZR-M1』登場に、SNSでは「ビリビリくるぜ!」「男の子はこういうの好きだよねー」など反響
  5. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る