『5 byプジョー』は次期『508』を示唆したと見られる最上級サルーンのコンセプトカーで、ディーゼルハイブリッドを搭載する。そのデザインには1月に発表されたコンセプトカー『SR1』のイメージが受け継がれ、新世代のプジョーをアピールしている。
ボディサイズは、全長4860×全幅1880×全高1420mm、ホイールベース2815mm。プジョーは、ミドルクラスの407セダンとラージクラスの 607を、次期型では統合する方針と伝えられる。5 byプジョーは、407セダンよりも168mm長く、607よりも42mm短い。両車の後継車として、適度なボディサイズといえる。
パワートレーンは「ハイブリッド4」。フロントのエンジンは、2.0リットル直4ディーゼルターボ「HDi FAP」で、最大出力165psを発生。リアに置かれるモーターは、最大出力38psで、トータル203psを引き出す。エンジンが前輪、モーターが後輪を駆動する4WDで、欧州複合モード燃費は26.3km/リットル、CO2排出量は99g/kmと環境性能は高い。