フェラーリ新ディーラー…急激な拡販は狙わない

自動車 ビジネス 国内マーケット
フェラーリ正規ディーラーロッソ・スクーデリア オープン
フェラーリ正規ディーラーロッソ・スクーデリア オープン 全 11 枚 拡大写真

フェラーリの国内販売に新規参入するディーラーのロッソ・スクーデリア、これまで「日本総代理店」となっていたコーンズと、ディーラーのキャラクターに違いはあるのであろうか?

ロッソ・スクーデリアは、量販車両の販売で実績のある自動車販売会社を母体としていて、ほぼオートクチュールといえるフェラーリの販売については新領域となる。今回の新ディーラーオープンにあたっては、フェラーリと密接な関係により準備が進められたといい、イギリス、中東、ニュージーランドにて計15年間フェラーリに携わるアフターセールスマネージャーを迎えるなど、万全の体制を敷いている。

また、新規ディーラーとして開拓するターゲット層については、マーケティングマネージャー野口剛氏は「フェラーリ『カリフォルニア』がターゲットとしているユーザー層と同じになるのでは」と語り、「カリフォルニアはフェラーリとして拡販を意識したモデル」であることを付け加えた。

ショールームのある南青山は、高級ファッションブランドが点在する場所。フェラーリ社の意向を反映したショールームも高級ブティックといった雰囲気で、この地で買い物をする女性層も、取り込みたい狙いもあるようだ。

高級ブランドの日本撤退という話も聞くが、一台2000万円を超えるフェラーリを買える超富裕層の動向は、昨今の経済状況にあっても比較的安定的という。

等々力社長は、急激な拡販は狙わないと慎重な姿勢を見せるが、メインの商材と捉えているカリフォルニアに加えて、先行予約の受付が開始されたフェラーリ『458イタリア』は反響が大きいといい、好調なスタートダッシュをきれるかもしれない。

《》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  3. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  4. トヨタ RAV4 新型、PHEVのEV航続は150km
  5. BMW、カーボン素材を天然繊維複合素材に置き換え、量産車に採用へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る