【東京モーターサイクルショー10】ホンダのATスポーツバイク

自動車 ニューモデル モーターショー
ホンダVFR1200F デュアルクラッチトランスミッション
ホンダVFR1200F デュアルクラッチトランスミッション 全 8 枚 拡大写真

東京モーターサイクルショー2010、ホンダブースの中央ステージ上には、『VFR1200F デュアルクラッチトランスミッション』(以下、VFR1200F DCT)が参考出品。これは去年、開発中とアナウンスされたスポーツバイク初のオートマチック車両だ。発売の予定はあるものの、その時期は明らかになっていない。

ホンダモーターサイクルジャパン 営業開発部商品企画課主任の古賀氏は、「まだ発売時期は決まっていませんが、もちろん今年中には発売します。私は実際に乗ったのですが、とても乗りやすいです。早くみなさんに乗っていただきたいですね。乗れば必らずわかります!」という。

古賀氏はVFR1200F DCTの最大の特徴は「疲れないところ」と語る。ツーリングバイクとして開発されているので、疲れずに長距離運転できるのはありがたいところだ。

また、「まる1日乗ればミッション車との違いは明らか。ツーリングに出かけると移動だけで疲れてしまうことがよくあると思うのですが、このバイクだと、その悩みからは解放されます。山などに出かけたときは、ワインディングロードを走行中にギアのことを考える必要がないので、ブレーキやライン取りだけに気を使って走れます。誰もが速く、楽しく走れます」と自信たっぷり。

オートマチックバイクと言えば、いまはビックスクーターを連想するが、VFR1200F DCTはまるで違うスポーツバイクの味付け。この乗り物は“乗ればわかる=乗らなきゃわからない”乗り物なので、今後開催されるであろう試乗会には、大勢のスポーツバイクファンが集まりそうだ。今後の発表も期待したい。

《佐藤隆博》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  2. 「強烈な需要がありそう」スバルの3列シートSUV『アセント』が今、SNSで話題に
  3. 燃えるエアフィルターに有害なブレーキも…メルセデスベンツの粗悪偽造品、2024年は150万点超を押収
  4. 「泥が似合うグレードを!」三菱『パジェロ』がPHEVで復活!? スクープ情報にSNS沸く
  5. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
ランキングをもっと見る