帝人、コンセプトカーの PU_PA EV を発表

自動車 ニューモデル 新型車
PU_PA EV
PU_PA EV 全 6 枚 拡大写真

帝人は、帝人グループの素材や技術を結集し、5 - 10年先の自動車をイメージして、実際に走行可能な、重量が500kgを切る軽量コンセプトカー『PU_PA(ピューパ)EV』を製作、30日に発表した。

PU_PA EVは、実走行を可能とする剛性を備えつつ、軽量化やハイブリッド化、電気自動車化に向けたさまざまなソリューション技術を融合させたシンボルカー。

帝人グループでは、「自動車・航空機」「情報・エレクトロニクス」「ヘルスケア」「環境・エネルギー」の4分野を注力市場と位置付けている。中でも自動車分野については、2007年11月にコンセプトカー『PU_PA』を発表するなど、素材開発のスピードアップを図っている。

また09年4月にはCEO直轄組織である「モビリティービジネス企画室」を新設し、「自動車・航空機」の拡大や、CO2削減ニーズに対応するための自動車の軽量化やハイブリッド化、電気自動車化に向けた素材技術の開発に取り組んできた。

モビリティービジネス企画室の幡谷善清室長は「PU_PA EVのほとんど全ての部品が帝人グループの製品だ。自動車メーカーに向けグループの自動車を取り巻くソリューションを提供するにあたって、素材だけ見せるより車の形にした方が説得力がある」と、製品開発における新たな発想に期待する。

《高木啓》

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