送迎バスの運転手が意識失う、負傷者多数

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3月29日午後6時ごろ、大阪府高槻市内の府道を走行していたマイクロバスが路外に逸脱。道路脇の壁面に衝突して炎上する事故が起きた。バスはスイミングスクールの送迎用で、子供9人を含む乗客10人は脱出したが、運転していた男性は焼死している。

大阪府警・高槻署によると、現場は片側1車線。バスは同市内にあるスイミングスクールの送迎用で、当時はスクールから帰宅する子供と保護者を乗せて走行していた。出発から約15分後に運転していた男性がうめき声を上げて気を失い、その直後から蛇行が始まったという。

バスは壁面へ繰り返し衝突したことで大破。直後にタイヤ付近から発火して炎上に至ったが、乗っていた子供11人を含む12人は車外に脱出。このうち10人(子供9人)が打撲などの軽傷を負い、近くの病院に収容された。

地元消防が消火作業を行ったが、車両は約15分で全焼。バスを運転していた65歳の男性は車外に脱出することができず、車内から焼死体で発見されている。

現場は高槻市緑が丘3丁目(N34.51.32.8/E135.36.24.3)付近の府道。警察では運転していた男性が疾病原因で運転中に意識を失ったものとみて、関係者から事情を聞いている。

《石田真一》

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