メルセデスベンツUSAは1日、3月の米国新車販売の結果を公表した。メルセデスベンツブランドの総販売台数は2万0023台で、前年同月比は28.3%増。6か月連続で前年実績を上回った。
販売好調の要因が、2009年6月に投入された新型『Eクラスセダン』。同車は3月、『Eクラスクーペ』を含めて5042台を販売し、前年同月比は154.9%増と、約2.5倍の伸びを示した。米国ではメルセデスベンツの入門車となる『Cクラス』も、19.9%増の6006台と売れている。『Sクラス』も、69.9%増の1242台と支持された。
SUV系モデルでは、『Mクラス』が前年同月比28.6%増の2154台、『GLクラス』が68.2%増の1881台、『Gクラス』が40.9%増の62台を売り上げた。その半面、これまで好調だった『GLKクラス』が10.2%減の2333台と、勢いに陰りが見えた。
メルセデスベンツの今年第1四半期(1 - 3月)米国新車販売は、前年同期比25.7%増の5万0566台と、順調に実績を伸ばしている。