フォード米国新車販売、42.7%の大幅増…3月実績
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ブランド別では、「フォード」が前年同月比45.6%増の15万9367台、「マーキュリー」が26.2%増の1万0486台、「リンカーン」が18.9%増の8693台だった。
フォードブランドの乗用車系では、『フュージョン』が前年同月比79%増の2万2773台をセールス。2011年初頭に新型を投入する『フォーカス』も、57.5%増の1万9500台と好調だ。『トーラス』は86.3%増の7001台、『マスタング』も57.1%増の5829台と伸びている。
フォードブランドのライトトラック(ピックアップトラック/SUV/ミニバン)系では、ベストセラートラックの『Fシリーズ』が、前年同月比29.9%増の4万2514台を販売。『エスケープ』は52.5%増の1万9182台、『エッジ』は67.2%増の1万0254台、『エクスプローラー』は78.1%増の5907台を売り上げた。
マーキュリーブランドでは、フュージョンの兄弟車の『ミラン』が、前年同月比70.9%増の3897台と好調。リンカーンブランドでは、3月31日、ニューヨークモーターショーにおいて、ブランド初のハイブリッド仕様が披露された『MKZ』が、22.5%増の2456台と支持されている。
フォードの今年第1四半期(1 - 3月)米国新車セールスは、前年同期比37.5%増の42万8596台。米国市場でのシェアは16.5%と、2.5ポイント上昇した。フォードのKen Czubay副社長は、「かつてない強固な商品ラインナップを擁し、我々はさらに多くの顧客を獲得する」と、意気込みを語っている。
《森脇稔》