センサーの世界市場、2013年に2兆円規模…富士キメラ総研

自動車 ビジネス 企業動向

富士キメラ総研(東京都中央区)は2日、自動車用や電子機器などに搭載される各種センサー類の市場見通しの調査結果を公表した。自動車や携帯電話などに搭載される加速度センサーの世界市場は2013年に09年比24.7%増の1675億円に拡大すると予測している。

加速度センサーは自動車での用途が全体の33%と最も多く、エアバッグ用が過半数を占めている。2010 - 13年の市場予測では携帯電話、ゲーム機、ノートPCなど電子機器の需要が牽引するほか、自動車用も自動車市場の回復にともない成長が見込まれるとしている。

特に自動車ではESC(横滑り防止装置)の搭載が欧米で義務化されるほか、日本でも搭載率が10 - 20%と低く拡大の余地が見込まれるとしている。

このほか角速度センサーや磁気センサー、においセンサー、RFID(電波による個体識別)センサーなどの世界市場も拡大すると予測。これら機能性センサー全体の世界市場規模は、09年1兆5996億円から13年には09年比19%増の1兆9032億円に増加する。

《編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産のピックアップトラック、『ナバラ』新型が11月19日デビューへ
  2. 無線LAN内蔵&業界最大4.0インチ、ブリッツのレーザー&レーダー探知機「TL406RW」が発売
  3. 【マツダ CX-5 新型】反対を押し切った「一本のプレスライン」が生み出す妙、「原点回帰」めざしたデザインとは
  4. 冬を愉しむ上質な『ブリザック WZ-1』は“大人のスタッドレス”、想像を超える快適さは非降雪地域のユーザーにこそおすすめPR
  5. ポルシェ『911 GT3ツーリング』、コロンビアの熱帯雨林をテーマにした「オセロット」発表
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る