【F1マレーシアGP】前日の雨がドラマを生んだ
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晴れの決勝ではスタート直後の1コーナーで2番手スタートのベッテル(レッドブル)に抜かれ、結果的に2人はチェッカーまでこのままのポジションを守り、今季初のワンツーフィニッシュを達成した。3位にはメルセデスGPにロズベルグが初の表彰台をプレゼントした。
前日の雨に翻弄された予選でQ1落ちとなっていたフェラーリ勢とマクラーレン勢だったが、なかでもマクラーレンのハミルトンが序盤から派手にオーバーテイクショーを披露する。
しかしポジションアップを続けた後に、速さを披露するフォースインディアのスーティル攻略に敗れる。5位スーティルの前にはルノーのクビサが4位でフィニッシュし、ハミルトンは6位まで駒を進めるのが精一杯だった。
一方のフェラーリ勢はバトン(マクラーレン)攻略に手間取り、ファイナルラップではマシントラブルでアロンソ(フェラーリ)がまさかのリタイア、ノーポイントに終わる。マッサも7位でフィニッシュがやっとだった。
日本の小林可夢偉(ザウバー)は、9周目にマシントラブルでリタイア。これで3戦連続リタイアという窮地に立っている。
《編集部》