2日午前2時45分ごろ、京都府綾部市内の府道を走行していた原付バイクと、対向車線から逸脱してきた軽乗用車が正面衝突した。バイクを運転していた新聞配達員の男性はまもなく死亡。クルマは逃走したが、警察は後に出頭してきた25歳の男を逮捕している。
京都府警・綾部署によると、バイクは弾き飛ばされるようにして転倒。運転していた同市内に在住する59歳の男性は路上へ投げ出された際に頭部を強打し、近くの病院に収容されたが約2時間後に死亡した。
クルマはそのまま逃走しており、警察ではひき逃げ事件として捜査を開始したところ、事故から約4時間後に同市内に在住する25歳の男が職場の関係者に連れられて出頭。署員に対して「ひき逃げをした」と容疑を大筋で認めたことから、自動車運転過失致死と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕した。この男も新聞配達員だった。
現場は綾部市宮代町(N35.17.55.7/E135.15.4.1)付近の府道で、片側1車線の緩やかなカーブ。警察では漫然運転が事故の主因と推測している。