2日午前11時5分ごろ、埼玉県入間市内の国道16号を走行中の大型トラックが中央分離帯と接触。弾みで道路左側の歩道に乗り上げ、バスを待っていた53歳の男性をはねた。トラックはさらに暴走し、近くの中古車販売店の敷地内に飛び込み、ようやく停止した。
埼玉県警・狭山署によると、トラックは歩道に乗り上げて男性をはねた後も暴走を続け、そのまま近くにあった中古車販売店の敷地内に進入。展示されていた車両約10台へ次々に衝突してようやく停止している。
この事故でトラックにはねられた男性が右足を骨折する重傷を負った。警察はトラックを運転していた秩父市内に在住する37歳の男を自動車運転過失傷害の現行犯で逮捕している。
現場は入間市小谷田(N35.48.47.3/E139.22.46.6)付近の国道16号で、片側2車線の緩やかなカーブ。調べに対して男は「脇見をしていた」などと供述しているようだ。