F1マレーシアGP予選で1台ともがQ1で姿を消すという失態をしてしまったフェラーリ。決勝レース(4日)ではなんとか追い上げを見せたものの、フェリペ・マッサの7位が最高でフェルナンド・アロンソはトラブルのためリタイアに終わった。
「本当に難しい週末だったよ。予選では大きな過ちを犯し、今日はエンジンのトラブルでリタイアを強いられた」とアロンソ。
「僕のレースはスタートから大変だった。スタートしてすぐにギヤボックスにトラブルがあることに気付き、ほぼクラッチを失った状態で走らなければならなかった」
「ポジティブに考えるなら、少なくともこのエンジントラブルで失ったのはたった2ポイントだということ。これがトップだったら痛手はもっと大きかったはずだからね! 今日はレッドブルへのちょっとしたプレゼントさ。もし予選でのミスがなかったら、彼らを苦しめることができたはず」
「エンジントラブルについては心配していない。エンジニアたちにはこうした状況を解決するために充分な経験と能力があるから。全体として僕たちがレースで成し遂げたことは誇りに思っていいと思うし、次のグランプリには自信を持って挑むつもりだ。次は勝てるようにがんばるよ」とアロンソはコメントしている。