[日産 ルノー ダイムラー提携]ゴーン社長「成功に自信がある」

自動車 ビジネス 企業動向
日産本社での遠隔記者会見
日産本社での遠隔記者会見 全 3 枚 拡大写真

ルノーCEOを兼務するカルロス・ゴーン社長は7日夜、テレビ会議システムを通じて日本の報道陣と記者会見を行った。そのなかで同社長は今回のダイムラーとの戦略的協力について、「成功に自信がある」と強調した。

その理由は、まずダイムラーとは全く競合しておらず、補完性があること。「ダイムラーの強みを見ても、ルノー・日産アライアンスとは全く異なる」とゴーン社長が言うように、ダイムラーは大型乗用車が得意で、一方ルノー・日産は小型乗用車が得意だ。

そして、もう一つが特定のプロジェクトからスタートすること。例えば、次世代『スマート』や次世代パワートレイン、商用車の協業がそうで、3社が専念して当たることができるからだ。しかも、ダイムラーは「常に透明性があり、オープンで、交渉していても非常に気持ちよかった」という。

そんなことで、ゴーン社長は“提携”の成功に自信を深めており、今後、電気自動車や「インフィニティ」で協業をしたり、ベスト・プラクティスの共有化や共同購買も検討していくという。「多くのアイデアが構想としてあるが、まずはステップ・バイ・ステップで具体的な形で進めていく。そうすることによって、協業がさらに深まる」と述べた。

《山田清志》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  3. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  4. 日産 リーフ 新型の価格を予想する!…ベースは400万円台前半か
  5. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る