クライスラー米本社、巨大なラムトラック出現…長さ30m

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クライスラーグループの米ミシガン州オーバンヒル本社ビルに7日、巨大なラム『ヘビーデューティー』が出現した。米『モータートレンド』誌の、「2010トラックオブザイヤー」受賞を記念して描かれたものだ。

現行ラム・ヘビーデューティーは4代目に当たり、2009年1月のデトロイトモーターショーでデビュー。ダッジブランド、そしてクライスラー全体を代表する人気フルサイズピックアップトラックだ。米国ではフォード『F-150』、GMのシボレー『シルバラード』とともに、ベストセラートラックの座を争っている。

米国の有名自動車メディア、『モータートレンド』は2009年12月、「2010トラックオブザイヤー」を発表。同賞は2008年11月1日から2009年10月末までの1年間に、米国で発表されたピックアップトラック&バンの中から最高の1台を選出するもの。米国の自動車メディアが発表する賞としては、最も権威が高く、各方面から高い注目を集めるアワードとして知られる。

「2010トラックオブザイヤー」では、トヨタ『タンドラ』、フォード『F-150SVTラプター』、フォード『トランジットコネクト』を押しのけて、ラム・ヘビーデューティーが堂々のイヤーカーに選出。モータートレンドのアーガス・マッケンジー編集長は、「魅力的なスタイル、静かな室内、パワフルなエンジンと、ヘビーデューティー志向のトラックユーザーに最適な1台」と、同車を高く評価している。

今回の巨大なビル装飾は、トラックオブザイヤー受賞の記念。クライスラーの本社ビルの外壁に、3日間かけて、長さ10m、高さ12.5mという巨大なラム・ヘビーデューティーが描かれた。タイヤの大きさだけでも、5mはあるというから圧巻だ。

この巨大ラムは今後4か月、本社ビルの顔としてPRの役目を果たす。本社ビルのすぐ横を、ハイウェイ75号線が通っていることから、「毎日、20万人のドライバーが、このディスプレイを目にすることになる」と、ラムトラックブランドのフレッド・ディアス社長兼CEOは話している。

《森脇稔》

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