三菱自動車工業は8日、『ランサーエボリューションX』のクラッチマスターシリンダーに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、2007年9月7日 - 2010年2月10日に製作されたMT車2407台。
クラッチマスターシリンダーに油圧配管を固定するクリップの強度が不足しているため、クリップが損傷して配管が抜け、フルードが漏れることによりクラッチ操作ができなくなるおそれがある。
全車両、クリップを対策品と交換する。
不具合発生件数は4件で、市場からの情報で発見した。事故は起きていない。