日揮と伊藤忠など、フィリピンでバイオ燃料製造・発電事業に参入

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日揮と伊藤忠商事は8日、フィリピンの事業パートナーと共同で、フィリピン最大級のバイオエタノール製造・電力供給事業に乗り出すと発表した。

新規事業は、サトウキビを原料とするバイオエタノールを年間5万4000キロリットル製造し、サトウキビ残渣(バガス)を燃料とする火力発電による電力販売事業も手掛ける。

フィリピンでは昨年2月にバイオ・アクト法が施行され、自動車用ガソリンにバイオエタノールを現行5%混合することが義務化されており、2011年には10%の混合が義務化となる見込み。バイオエタノール利用では国内産の優先使用が義務付けられている。しかし、現在の同国内バイオエタノール生産量は必要量を大幅に下回る状況にある。

このため、日揮、伊藤忠を主体にフィリピン事業パートナーも加えた出資者で新会社「グリーン・フューチャー・イノベーション」を設立し、バイオエタノールを供給していく。新会社は2012年2月から販売開始する予定

《レスポンス編集部》

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