日揮と伊藤忠など、フィリピンでバイオ燃料製造・発電事業に参入

自動車 ビジネス 企業動向

日揮と伊藤忠商事は8日、フィリピンの事業パートナーと共同で、フィリピン最大級のバイオエタノール製造・電力供給事業に乗り出すと発表した。

新規事業は、サトウキビを原料とするバイオエタノールを年間5万4000キロリットル製造し、サトウキビ残渣(バガス)を燃料とする火力発電による電力販売事業も手掛ける。

フィリピンでは昨年2月にバイオ・アクト法が施行され、自動車用ガソリンにバイオエタノールを現行5%混合することが義務化されており、2011年には10%の混合が義務化となる見込み。バイオエタノール利用では国内産の優先使用が義務付けられている。しかし、現在の同国内バイオエタノール生産量は必要量を大幅に下回る状況にある。

このため、日揮、伊藤忠を主体にフィリピン事業パートナーも加えた出資者で新会社「グリーン・フューチャー・イノベーション」を設立し、バイオエタノールを供給していく。新会社は2012年2月から販売開始する予定

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ「クラウン」「アルファード」など21車種、64万台超の大規模リコール[新聞ウォッチ]
  2. 車内すっきり! ワンタッチでCarPlayがワイヤレスに、「OTTOCAST MINI」発売
  3. アストンマーティンの新型『ヴァンテージS』がSNSで話題に、「これで攻めたら絶対楽しい」「乗れる男になりたい」など期待の声
  4. エブリイ&ハイゼットオーナー必見! 最新便利アイテムをレビュー[特選カーアクセサリー名鑑]
  5. 3人乗り電動バイク「e-NEO」、北海道初上陸...100V電源でも充電可能
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  4. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
  5. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
ランキングをもっと見る