[小林可夢偉、語る]ポジションが分かってきた

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
小林可夢偉
小林可夢偉 全 7 枚 拡大写真

シーズン序盤報告会見に臨んだF1ドライバー、小林可夢偉(ザウバー)は、「プレッシャーはある。苦労もあるけど、充実したレースライフを過ごしていると思う」など、フル参戦初年度の率直な感想を語った。

「4強(レッドブル、マクラーレン、フェラーリ、メルセデスGP)に加えて、フォースインディアも速いだろうとは思っていました。でも、ルノーの好調は予想外でしたね。予想外のことが起きると、どうしても慌てるじゃないですか。正直、開幕からの3戦は(ザウバーが)慌てていましたね」

4週で3戦という強行遠征だった序盤3戦。次の第4戦中国GPも、欧州に本拠を置くF1サーカスにとっては遠征地だが、前戦から中1週、そして第5戦スペインGPとは中2週の間隔が開くため、少しスケジュール的にはラクになる。新テクニカルディレクター(ジェームス・キー、前フォースインディア)の本格始動と合わせて、小林はここを巻き返しの時期と睨んでいるようだ。

「自分たちのポジションが分かってきた。課題はレースよりも予選での速さですね。レース中の給油がない今年は、予選で前にいけないと厳しいですから」

ここまでは3戦ともリタイア。マシントラブルが相次ぐ状況だが……。「不運というか、タイミングが悪かっただけ。そう信じて、自分たちのやり方を見失わずにマシンを速くしていきたい。辛い時期もいい経験になると思います」。

《遠藤俊幸》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  2. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  3. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  4. 2.5Lエンジンを搭載する『インプレッサ』登場、米2026年モデルに「RS」
  5. シボレー『コルベット』がニュルブルクリンクで「米国メーカー最速ラップ」樹立
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る