【キャデラック CTSスポーツワゴン 試乗】これって今が買い時でしょ…河村康彦

試乗記 輸入車
CTSスポーツワゴン
CTSスポーツワゴン 全 5 枚 拡大写真

ワゴン市場などとっくに潰えてしまったのがアメリカ……だと思っていたら、「メイン市場はアメリカ国内」と説明されてびっくりなこのモデル。ちなみに、「右ハン仕様は、主に日本のために開発された」と聞いて二度ビックリ。あの国って、悪徳弁護士ばかりがはびこっているのでは? と、このところのトヨタ・バッシングを機に芽生えかけた自身の“体内反米感情指数”が、これでちょっとは下がる事に……(?)

【画像全5枚】

そんな『CTSスポーツワゴン』は何ともスタイリッシュ。中でも、セダンと同じリア・ドアを用いるという制約など意識させない伸びやかなサイドのウインドウ・グラフィックなどを見ると、自ら“スポーツワゴン”と名乗りたくなる気持ちも分かろうというもの。一方で、リアウインドウが強く前傾し、ラゲッジフロアも高めという事もあって荷物の収容力の方はそう驚くには値しないもの。というわけで、“積めるワゴン”と“見せるワゴン”があるとすれば、このモデルは間違いなく後者。

テストドライブを行ったのは3リットルモデル。1870kgという重量は同エンジン・セダンの80kg増しだが、加速の能力はとりあえず不満は感じないもの。ただしテスト車の場合、エンジン回転数が1500rpm付近でATセレクターやアクセル/ブレーキペダルにまでエンジン振動が伝わって来たのが気になるところ。セダンの同エンジン車では経験の覚えが無いが、これが今回の個体に限られる症状かどうかは今のところ未確認。

それにしても、『カマロ』と同様「これって今が買い時でしょ」と思わせるのが、リーズナブルなその価格。使い勝手の良いナビなど充実のマルチメディア系を装備した「ラグジュアリー」グレードが544万円というのは、使用燃料がレギュラーガソリンという話題も含め、全くもってのお値打ちものという印象。

■5つ星評価
パッケージング:★★★
インテリア/居住性:★★★
パワーソース:★★★
フットワーク:★★★★
オススメ度:★★★★

河村康彦|モータージャーナリスト
1985年よりフリーランス活動を開始。自動車専門誌を中心に健筆を振るっているモータージャーナリスト。ワールド・カーオブザイヤー選考委員、インターナショナル・エンジンオブザイヤー選考委員。

《河村康彦》

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『スカイライン』新型が12月公開へ! 開発期間を半減、“日産復活の象徴”はどうなる?
  2. 【ホンダ スーパーワン】CMFで“刺激”表現、『N-ONE e:』との同時開発だからこそできた差別化とは
  3. 【フェラーリ アマルフィ 新型試乗】瓜のつるに茄子はならぬ…優雅さと獰猛さを併せ持つ走りに触れた
  4. ベントレーのSUV『ベンテイガ』、日本13台限定「オルガン ストップ」発売…18Kゴールドプレーテッド装備
  5. ボルボ『XC40』が表情一新、AIアシスタント「Gemini」搭載と安全技術を強化…欧州発表
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 【全文PDFプレカン】日産自動車 長期ビジョン発表会
  2. タイ矢崎電線のアルミ新工場がタイに完成、生産量3倍に増強…送配電網・自動車向けに対応
  3. ボッシュ、大型商用車事業の売上倍増へ…IAA TRANSPORTATION 2026
  4. スカニア、中国で新事業開発組織「VNBC」設立…電動・自動運転輸送を加速へ
  5. 全ての体格に対応する後席用新型シートベルト、ZFが2025年央発売へ
ランキングをもっと見る