救急車の接近に気づかないバス、気づいて止まったクルマに追突

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10日午前8時10分ごろ、大阪府寝屋川市内の国道170号で、後方から接近してきた救急車に道を譲ろうと停止した乗用車に対し、後ろから進行してきた関空リムジンバスの大型観光バスが追突。車両3台が関係する多重衝突に発展した。この事故で3人が軽傷を負っている。

大阪府警・寝屋川署によると、この事故で乗用車2台が小破し、乗っていた3人が打撲などの軽傷。バスは回送のために乗客はいなかった。警察ではこのバスを運転していた43歳の男性から自動車運転過失傷害容疑で事情を聞いている。

現場は寝屋川市境橋町(N34.46.22.6/E135.38.3.9)付近の国道170号で、片側1車線の直線区間。乗用車2台の運転者は、後方に迫る救急車のサイレンに気づいていたが、バスの運転手はまったく気づいていなかったという。調べに対しても「前のクルマが突然止まるので驚いた。結果としてブレーキが間に合わずに追突してしまった」などと供述しているようだ。

《石田真一》

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