JOGMEC、国際石油開発などのベネズエラの超重質油の開発・生産を出資事業に採択

自動車 ビジネス 企業動向
オリノコ地帯カラボボ・エリアプロジェクト3鉱区(ブロック5、ブロック2 Southおよびブロック3 North)鉱区位置図
オリノコ地帯カラボボ・エリアプロジェクト3鉱区(ブロック5、ブロック2 Southおよびブロック3 North)鉱区位置図 全 1 枚 拡大写真

石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)は、国際石油開発帝石、三菱商事が参加するベネズエラ・ボリバル共和国オリノコ地帯カラボボ・エリアでの超重質油の開発・生産・改質事業への出資対象事業として採択した。

国際石油開発帝石、三菱商事は、1月に実施されたカラボボ・エリアの国際入札で米国シェブロン、ベネズエラのスエロペトロルとコンソーシアムを組成して応札、同コンソーシアムはプロジェクト3を落札した。

同事業は、同コンソーシアムとベネズエラ国営石油会社の子会社であるCVPが合弁会社を設立して実施する。今後、国際石油開発帝石、三菱商事は共同で日本カラボボ石油を設立し、JOGMECは日本カラボボ石油に対して出資する予定。

同プロジェクトでは、日量約40万バレルの原油生産を見込まれている。ベネズエラは世界的にも大規模な埋蔵量を有する産油国で、特にオリノコ地帯はサウジアラビアにも匹敵する可採埋蔵量が期待されている。プロジェクトは、ベネズエラでの日本初の重質油開発事業で、技術的知見の蓄積等により、今後拡大が見込まれる重質油開発分野での事業拡大の第一歩となる。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ミズノ、カーボン技術活用の新フットギア「MOBILARIA β」発表…ジャパンモビリティショー2025
  2. レクサスの新型「6輪ミニバン」の全貌が明らかに!「LS」はラグジュアリーセダンから「ラグジュアリースペース」へ…ジャパンモビリティショー2025
  3. 【スズキ ソリオバンディット 新型試乗】ソリオの魅力は“実用前提のちょうどよさ”にある…島崎七生人
  4. アウディ『A2』が21年ぶりBEVで復活へ! 現ラインナップ2車種の後継に
  5. 【スバル クロストレック S:HEV 新型試乗】ストロングハイブリッドになっちゃって大丈夫なの?…10月の試乗記ベスト5
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る