BMW 1シリーズ、累計生産100万台到達…5年半で達成

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1シリーズ 100万代目納車
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BMWは12日、『1シリーズ』の累計生産台数が100万台に到達したと発表した。2004年秋のデビューから、5年半で達成した記録だ。

1シリーズはBMWのエントリーモデルとして、2004年秋のパリモーターショーでデビュー。欧州Cセグメントに属するコンパクトカーだ。ライバルがFFの駆動方式を採用する中、BMWは1シリーズもFR方式とし、ドライバビリティにこだわっている。

ボディタイプは、5ドアハッチバック、3ドアハッチバック、2ドアクーペ、2ドアコンバーチブルの4種類。2005年からは、BMWのライプツィヒ工場に生産が移管され、1日当たり最大700台の1シリーズを生産。同工場の1シリーズ累計生産台数は66万2000台に上り、ドイツ国内での1シリーズの累計販売台数は、33万6017台に到達している。

2007年からは、直列4気筒エンジン搭載車に、BMWの哲学、「エフィシエントダイナミクス」(より少ないエネルギーで、より高い性能を)を導入。アイドリングストップ、シフトアップインジケーター、ブレーキエネルギー回生システム、オンデマンド制御の補器類などを採用し、環境性能を高めた。最新の「116d」グレードは、2.0リットル直列4気筒ターボディーゼル(110ps、26.5kgm)を搭載。欧州複合モード燃費22.73km/リットル、CO2排出量118g/kmを誇る。

記念すべき100万台目は、3ドアの「118d」グレード。そのキーは12日、ドイツで開催中のライプツィヒモーターショーにおいて、顧客に手渡されている。

《森脇稔》

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