キアは9日、3月の世界新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は17万7351台で、前年同月比は41%増と好調さが続いている。
市場別では、中国が前年同月比98%増の2万8792台をセールス。地元韓国でも、26.5%増の3万8015台と伸びた。北米では23.6%増の3万4959台、欧州では33.4%増の4万0471台と、世界主要マーケットで前年実績を上回った。
車種別では、Cセグメントに属する『セラトー』(市場によっては『スペクトラ』『フォルテ』)が、3万2283台とナンバーワンに君臨。2位は小型SUVの『スポーテージ』で、1万7029台をセールス。Bセグメントの『リオ』が、1万6970台でこれに続く。
4位は欧州向けハッチバック&ワゴンの『シード』で1万3916台、5位は中型クロスオーバーの『ソレント』で1万3481台を売り上げた。
2010年第1四半期(1 - 3月)の世界セールス実績は、前年同期比46.9%増の47万1000台。とくに中国では、147.8%増の9万0131台と大躍進だ。
キアのHyoung-Keun Lee社長は「2009年は世界一成長率の高い自動車メーカーとなった。今年もほぼ倍増で販売が伸びている」と、自信を見せる。