石油情報センターが発表した石油製品の店頭小売り価格の週次調査によると、4月12日時点のレギュラーガソリンの全国平均価格は1リットル当たり133.2円となり、前の週と比べて1.3円も値上がりした。
これで6週連続の値上がりで、ガソリン価格が再び高騰してきた。世界的な景気底入れ観測などから原油価格が上昇、為替水準も円安ドル高となっていることから原油調達コストが上昇、石油元売各社が卸価格を大幅に引き上げている。このため、店頭小売り価格にも反映されている。
ハイオクガソリンは前の週と比べて1.3円アップの144.0円、軽油は1.1円アップの112.1円だった。
★e燃費(運営:IRIコマース&テクノロジー)によると、4月14日現在のレギュラーガソリンの全国平均価格は128.55円(前週比+1.25円)、ハイオクは139.06円(+1.88円)、軽油は104.54円(+0.71円)。石油情報センター発表値と同様にこちらも値上がり。
石油情報センターによる平均値は「販売」価格の平均であるのに対し、e燃費は「購入」価格の平均。現実の購入でユーザーは安い価格を指向するので、購入価格平均は販売価格平均より安くなる。