三菱マテリアルは、三菱商事、日鉱金属とともに、国際金融公社(IFC)が保有するチリ国エスコンディーダ銅鉱山プロジェクトの権益2.5%を3社で取得することで合意した。
今後、同プロジェクトの他の株主と調整、関係諸官庁の承認を得てから今年5月末を目処に権益を取得する。
プロジェクトは1990年に操業を開始して以来、複数の拡張工事を経て、現在世界最大の生産量を持つ。2009年の銅分生産量は107万8000tだった。
権益を取得する3社は、権益を取得するため、共同で共同事業体を設立する。出資比率は三菱マテリアルが10%、三菱商事が50%、日鉱金属が40%の予定。