漆塗りトミカ登場 40周年記念

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漆塗りトミカのフェアレディZ(Z34)
漆塗りトミカのフェアレディZ(Z34) 全 2 枚 拡大写真

タカラトミーは15日、ダイキャスト製ミニカー『トミカ』の40周年を記念して「漆塗りトミカ」を制作、4月23日から5月5日まで大阪で開催される「トミカ博」で初公開すると発表した。

漆塗りトミカは、日本の伝統である漆工芸に着目し、輪島塗で有名な石川県輪島市の協力のもと、漆器づくりに携わる工房が集まった「輪島工房長屋」とのコラボレーションによって誕生した。

今回モデルとしたのは、40年前の1970年に国産車モデルとして発売された最初のトミカ6車種の中でも人気があった日産『フェアレディZ(Z432)』と、現行車種の『フェアレディZ(Z34)』。それぞれ黒漆と赤漆の2車種、計4点が制作された。

漆塗りトミカは、熟練した職人の手で3か月の期間が費やされて出来上がった。塗装には漆塗りを採用。金属のボディに漆を定着させるため、下地をつくり、その上から天然漆が塗られた。表面には筆と漆で線を描き、金粉を蒔きつける「蒔絵技術」を採用。薄い金の板や貝をあしらい、何度も磨き上げることで華かさと日本らしい奥ゆかしく優美な輝きを実現した。漆塗りトミカは非売品とのことだが、参考価格は8万円だとしている。

漆塗りトミカは、4月23日から開催される「トミカ博大阪」で初公開、その後は全国を巡回するトミカ博会場で順次公開される予定。

《宮崎壮人》

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