VW、ハノーバーメッセに出展…環境イメージをPR

自動車 ビジネス 企業動向
ハノーバーメッセのブースイメージ
ハノーバーメッセのブースイメージ 全 3 枚 拡大写真

フォルクスワーゲンは15日、ドイツで19日に開幕する世界最大規模の産業見本市、「ハノーバーメッセ」に出展すると発表した。新しいマーケティングキャンペーン、「Think Blue」(シンク・ブルー)を前面に押し出した展示を行う。

Think Blueは、2010年2月末に発表されたフォルクスワーゲンの新ブランドキャンペーンの名称。エコドライブなどを通じて、環境意識を高めるのが狙いだ。フォルクスワーゲンはクリーンディーゼル搭載車、「ブルーモーション」を欧州向け『ゴルフ』や『ポロ』などに設定しており、エコをイメージさせる「ブルー」が、新マーケティングキャンペーンにも起用された。

ハノーバーメッセでは、フォルクスワーゲンは30以上の展示物を用意。市販車では、ポロのブルーモーションをはじめ、3月のジュネーブモーターショーで発表したばかりの新型『シャラン』も展示。シャランの2.0TDIグレードは、18.18km/リットルというクラストップレベルの燃費性能をマークする。同社初の市販ハイブリッド、『トゥアレグハイブリッド』もブースを飾る予定だ。

さらに、2010年1月のデトロイトモーターショーで発表した『L1コンセプト』も登場。ディーゼルのTDIエンジンとモーターを組み合わせたハイブリッドを、究極のエアロダイナミクスボディに搭載し、72.46km/リットルという驚異的な燃費性能を達成する。

2010年のハノーバーメッセには、世界64か国から約4800の企業や団体が出展。フォルクスワーゲンは来場者に、その環境イメージをアピールする方針だ。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  2. 2.5Lエンジンを搭載する『インプレッサ』登場、米2026年モデルに「RS」
  3. シボレー『コルベット』がニュルブルクリンクで「米国メーカー最速ラップ」樹立
  4. 「強烈な需要がありそう」スバルの3列シートSUV『アセント』が今、SNSで話題に
  5. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る