日本精工、AT用長寿命スラストリップ付レースを開発

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日本精工は、オートマチック変速機(AT)用に従来品に比べて長寿命化と小型・軽量化を実現した「長寿命スラストリップ付レース」を開発した。

本製品は、小型・軽量化に加えて、変速機の効率向上を目的としたATオイルの低粘度化による過酷環境に対応し、燃費向上・CO2削減に貢献する。

炭素とシリコンの量を低減し、クロム量を向上させることで、靭性を向上、オリジナル鋼材PCR5を採用した。これにより2.5mmを超える厚さながらプレス加工を可能としている。さらに、オリジナルのPCR5に浸炭窒化処理を施し、靭性と表面硬度と疲労強度を両立した材料を採用した。

これによって従来比3倍以上の寿命を実現するとともに、従来比2割の小型・軽量化を実現した。ハイブリッドカーなど低粘度オイルの過酷潤滑環境下にも対応する。

同社では、新製品で2015年に売上10億円を目指す。

《レスポンス編集部》

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