走り屋仕様のクルマで事故、危険運転容疑で逮捕

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昨年12月に兵庫県三木市内で発生した死亡事故について、兵庫県警は13日、事故を起こしたクルマを運転していた19歳の少年を危険運転致死傷容疑で逮捕した。座席を取り外す改造を行っていたクルマに友人2人を乗せ、制御困難な速度で走行していたという。

兵庫県警・交通捜査課によると、問題の事故は2009年12月10日の午前6時10分ごろ発生した。三木市細川町金屋(N34.50.6.1/E135.1.48.9)付近の県道を走行していた乗用車が路外に逸脱。道路左側の電柱に衝突した。

クルマは大破し、座席を取り外した後部スペースに同乗していた19歳の男性が全身強打で死亡。助手席に同乗していた19歳の男性も重傷を負った。

クルマはいわゆる“走り屋仕様”で、事故当時は制限速度を大幅に上回る80-90km/hで走行していたとみられている。警察では「制御困難な速度で運転していた」と判断。自動車運転過失ではなく、危険運転致死傷容疑を適用。運転していた19歳の少年を13日までに逮捕している。

現場は片側1車線。調べに対して少年は「そんなに速度は出していない」などと供述。速度超過を否認しているようだ。

《石田真一》

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