レクサス GX460 を自主リコール…横滑り防止装置の不具合で

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GX460 全 3 枚 拡大写真

米国トヨタ販売は19日、レクサス『GX460』の自主リコールを行うと発表した。横滑り防止装置、VSC(ビークル・スタビリティ・コントロール)の不具合を認め、ソフトウェアを改修する。

同車については米消費者団体専門誌、『コンシューマーリポート』が12日、「横転の危険性あり」と指摘。テストは、約97km/hでの高速コーナリング中に、アクセルをオフにするというもので、その際、GX460はリアが大きく滑り、最悪の場合、横転の危険性があるという。コンシューマーリポートは、GX460に標準装備される横滑り防止装置、VSCの不具合の可能性に言及していた。

13日、米国トヨタは同誌の指摘を受け、「社内で同様のテストを行い、安全性が確認されるまで、GX460の販売を一時的に停止する」と、異例の早さで対応。そして今回、同車のリコールを決定した。

対象となるのは、2010年モデルのレクサスGX460で、米国で販売された台数は、約9400台。販売店のリコール対応体制が整う5月初旬から、順次、改修作業に着手するとしている。

《森脇稔》

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