三桜工業、従業員に特別一時金を支給

自動車 ビジネス 企業動向

三桜工業は19日、4月の給与支給時に、従業員に特別一時金を支給すると発表した。

2008年秋の世界的な金融危機以降の自動車需要の急速な低迷を受けて、自動車メーカー各社が大幅な生産調整を実施、同社の受注も急激に落ち込み、業績も悪化していた。

こうした中、2008年度下期から事業全般の構造改革として、生産工程の改善、生産性の向上をはじめとする製造系や技術・管理系のすべての業務の効率化に取り組むとともに、徹底した経費削減を断行してきた。また、取締役、執行役員の報酬、賞与を一部返上する一方で、従業員の雇用を確保するため、従業員の協力で工場の一時休業、ワークシェアリングの実施、給与の一部減額措置なども実施してきた。

この結果、2009年度の業績は、単体、海外事業ともに当初の計画を上回る見通しとなった。同社では、これまでの従業員の努力と会社への協力に報いるため、従業員に対して、2009年度中に減額した給与相当額を支給する。

なお、通期業績見通しは修正しないとしている。

《レスポンス編集部》

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