【三菱ふそう スーパーグレート 新型】ポスト新長期規制に適合した大型トラック

自動車 ニューモデル 新型車
スーパーグレート
スーパーグレート 全 16 枚 拡大写真

三菱ふそうトラック・バスは、大型トラック『スーパーグレート』をモデルチェンジして4月22日から発売開始した。

【画像全18枚】

新型スーパーグレートは、日米欧のダイムラー・トラック部門全体で共同開発した新開発大型エンジン「6R10」を搭載、高い燃焼効率と新開発排気後処理装置「BlueTecシステム」(DPF+尿素SCR)を組み合わせることで、2009年排出ガス規制(ポスト新長期)に適合した。6R10は排気量12.8リットルの直列6気筒ターボディーゼルで、過給圧に応じて350ps/380ps/420psの3タイプを設定する。

また、機械式自動変速機12段「INOMAT-II」の採用を拡大したこともあって2015年度重量車燃費基準達成車をシリーズ全体で87%にまで拡大し、エコカー減税対象にも適合する。

さらに、同社独自の安全技術MDAS-3(運転注意力モニター)に加えて、最新の安全技術「衝突被害軽減ブレーキ(AMB)」と「車両挙動安定装置(ESPR)」などを多くのグレードに標準装備し、安全性能を充実した。

ラインナップは、カーゴ、ダンプ、トラクタ、ウイングボデー車の4タイプを揃える。東京地区の販売価格は257kW(350ps)タイプの25t・リヤエアサス・12段INOMAT-II搭載仕様(LKG-FU54VZ)で1695万2250円。

ポスト新長期規制適合車は、規制開始前に日産ディーゼル、日野自動車も投入しており、これで3社が出揃ったことになる。今後、販売競争が激化しそうだ。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産のピックアップトラック、『ナバラ』新型が11月19日デビューへ
  2. 無線LAN内蔵&業界最大4.0インチ、ブリッツのレーザー&レーダー探知機「TL406RW」が発売
  3. 【マツダ CX-5 新型】反対を押し切った「一本のプレスライン」が生み出す妙、「原点回帰」めざしたデザインとは
  4. 冬を愉しむ上質な『ブリザック WZ-1』は“大人のスタッドレス”、想像を超える快適さは非降雪地域のユーザーにこそおすすめPR
  5. ポルシェ『911 GT3ツーリング』、コロンビアの熱帯雨林をテーマにした「オセロット」発表
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る