豊平製鋼が発表した2010年3月期の連結決算は、営業利益が4億1000万円となり、黒字に転換した。前年同期は11億円の赤字だった。
売上高は前年同期比33.7%減の117億3700万円と大幅な減収となった。棒鋼事業の販売価格の下落などが影響した。
収益では、売上げ減となったものの、原料スクラップ価格の低下でコストが減少、経常利益は4億3900万円、最終利益が4億1100万円と黒字転換した。
今期の業績見通しは、売上高が同16.7%増の137億円、営業利益が同56.1%減の1億8000万円、経常利益が同54.5%減の2億円、最終利益が同58.6%減の1億7000万円となる見通し。